邦画

「ハウス」「泥だらけの純情」

小学生のとき観たと思っていたが、公開時期を調べたら中学生のときの作品だった。 「ハウス」の音楽をてがけたゴダイゴは、音楽ファンの間ではすでに有名な存在だったが、その後、テレビドラマ「西遊記」のテーマ曲(「ガンダーラ」「モンキーマジック」)の…

「犬神家の一族」

中学生のとき、角川書店の仕掛けたミディアミックス戦略で横溝正史の大ブームがおきていた。 自分もその渦中にいて、文庫本も何冊か買ったし、NHKのラジオドラマ「悪魔の手毬唄」をラジカセで録音したり、TBSテレビの横溝正史シリーズもかかさずに観ていた。…

「続・愛と誠」

70年代に映画化された三部作の中で、多岐川裕美が高原由紀を演じた作品のみ記憶に残っている。 映画館で観た。併映作品はまったく記憶にない。 西城秀樹が主演した1作目の「愛と誠」と、3作目の「愛と誠・完結篇」は観たかどうか覚えていない。 あの頃映画…

「血を吸う薔薇」

「血を吸う薔薇」 映画館で観たけど、この作品が目当てではなく目的の映画の併映作品だったはず。 併映作品がなんだったか思い出せない。 血を吸う薔薇 [東宝DVD名作セレクション] 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2015/08/19 メディア: DVD Audio この商品を…

ホラー番長シリーズ

○メインブログ「ミルクたっぷりの酒」に 2011年9月12日公開したものを転載 稀人 稀人 [DVD]" title=" 稀人 [DVD]"> 稀人 [DVD] 出版社/メーカー: アット エンタテインメント 発売日: 2005/04/02 メディア: DVD クリック: 13回 この商品を含むブログ (26件) …

長嶺高文「ヘリウッド」

○メインブログ「ミルクたっぷりの酒」に 2011年6月21日公開したものを転載 90年代にレンタルビデオを借りて観た。 遠藤賢司も出ているということでけっこう期待していたが、期待が高すぎたのかあまり面白くはなかった。 1979年か80年頃、「ぴあ」か「シティ…

「呪恨2<劇場版>」はなかなか凝った構成だった

○メインブログ「ミルクたっぷりの酒」に 2011年6月20日公開したものを転載 「呪恨2<劇場版>」は、描かれているエピソードの順番と作品内の時系列が異なっているので、作品内で起きた出来事を過去から順に時系列別に再構成してみた。 (数年前にDVDをレン…

高橋洋「恐怖」

○メインブログ「ミルクたっぷりの酒」に 2011年6月15日公開したものを転載 数週間前、ネットでこの映画のことを知る。 片平なぎさ演じる母親が娘の脳を手術するという楳図かずおの「洗礼」に似た設定の作品とのこと。 興味があったのでDVDを借りてみた。 観…

とほほ映画・石井輝男版「地獄」

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月16日公開したものを転載 何年か前にDVDをレンタルして観たが、開いた口が塞がらなかった。 オーム事件に衝撃を受け、それに対する怒りがモチベーションとなって制作したみたいだが…

ミステリー小説の映像化

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月11日公開したものを転載 ドグラ・マグラ 原作を読み終わったあと1週間位悪夢にうなされた。 映画版には期待していたが、期待が大きすぎた分、失望もまた大きかった。 あの小説を…

北野武「TAKESHIS’」

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月9日公開したものを転載 個人的なベスト5にはいる「マルホランド・ドライブ」(デビッド・リンチ)、「ツィゴイネル・ワイゼン」(鈴木清順)と同系統、似たようなテイストの作品…

女優霊

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月7日公開したものを転載 「リング」ブームがおきたあとに存在を知り観た。 ホラー映画として観客を怖がらすということにも成功している。 さらに、怖い場面をつなぎあわせただけの…

「リング」「らせん」らせんの評価の低さに絶望した

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月6日公開したものを転載 「リング」「らせん」 「リング」は観客を怖がらせるということにも成功していたが、ただ怖がらせるだけの映画ではなく、娯楽作品としてもよくできた作品…

発狂する唇

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月5日公開したものを転載 雑誌でカルトムービーの傑作として紹介されていたので期待して観たが、期待はずれだった。 このビデオを置いているレンタル店を何軒も探しまわったが、や…

アナザヘヴン

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月3日公開したものを転載 映画版とテレビ版(「アナザヘヴン-eclipse」)がほぼ同時期に公開・放送され、リンクされた内容になっていた。 テレビ版は、前半はけっこう面白かったが…

富江

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年5月2日公開したものを転載 「富江」はシリーズ化され何本もつくられたが、菅野美穂、中村麻美が出演した作品しか観ていない。 で、この第1弾は怖さもあったし、作品としてもよく出…

黒沢清「CURE キュア」

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年4月29日公開したものを転載 これも現時点での個人的ベスト5。 表層的なストーリーの面白さ、現実と虚構がないまぜになった作品世界、どちらも魅力的だった。 同監督の「カリスマ」は…

鈴木清順「ツィゴイネルワイゼン」

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年4月27日公開したものを転載 個人的なベスト5にはいる作品。 現実感覚が崩壊したまま幻想的な世界が展開し、最後に世界がひっくり返る。 リアリティのある作品より、虚構性の高い幻想…

寺山修司「トマトケチャップ皇帝」

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年4月25日公開したものを転載 1985年か86年に、池袋の文芸坐地下の寺山修司特集で短縮版を観た。 「上海異人娼館・チャイナドール」「草迷宮」「短編数編」の三部構成で、短編は「トマ…

V.マドンナ大戦争

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年4月22日公開したものを転載 wikipedia情報だと1985年公開とある。 新宿の映画館で観た気がする。 深夜テレビ(「11PM」だったか?)に宣伝で出演者たちが出ていた。 主演は宇沙美ゆか…

12人の優しい日本人

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年4月21日公開したものを転載 この映画も90年代前半、年末(か年始)の深夜テレビで観た。 内容も面白かったが、役者たちが強烈に印象に残った。 豊川悦司、梶原善らはこの映画ではじめ…

マリアの胃袋

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2011年4月20日公開したものを転載 90年代前半、日本テレビでは年末(か年始)の深夜の時間帯に映画を連続して放映していて、ラインナップがけっこう充実していた。 「マリアの胃袋」もその…

「星空のむこうの国」

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2010年8月7日公開したものを転載 「星空のむこうの国」監督:小中和哉 出演:神田裕司、有森也実 1987年頃(86年だったか?)、池袋の文芸坐関連の劇場で上映された(筈)。 有森也…

「君は裸足の神を見たか」俺はみていない。映画はみたけどね。

○別ブログ「~~まであと○○日(ミルクたっぷりの酒・趣味版)」に 2010年8月7日公開したものを転載 1987年頃、池袋の文芸坐か文芸坐地下で観たと思った。 洞口依子主演の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」がお目当てで観に行ったら、この映画を併映していた…

「のど自慢」

井筒和幸「のど自慢」 伊藤歩が10代の頃、出演していた作品で、前から観てみたいと思っていたので半年くらい前に借りた。 伊藤歩の姉役、最初、西田尚美かなと思ったが初瀬かおる(川越美和)だった。 大友康平の焼き鳥屋の先輩役の女性、顔はたしかに知って…

七人の弔

「七人の弔」監督:ダンカン 大河内奈々子が出演していて、ダンカンが脚本を書いた「生きない」が観たかったのだが、レンタル店にはなかった。 ダンカン初監督作品だというこの作品はあったので借りてみた。(2、3年前の話) 重い題材を扱っていたが、けっ…

とほほ映画「二重心臓」

「伊藤の話」のDVDをレンタルしたさい、他作品の紹介部分でこの作品の予告編もあり、面白そうだったので、こちらも借りてみた。 が「伊藤の話」とはちがって、こちらは完全な駄作だった。 冒頭の数十分間、綾田俊樹と江口のりこの会話だけが繰り広げられるが…

伊藤の話

4、5年前だったと思うが、レンタル店でみつけて借りた作品。 田丸麻紀が出ていたので借りたと思った。 内容のほうは、まったく期待していなかったのだが予想に反してけっこう面白かった。 wikipediaをみたら小泉八雲原作の映画化とあった。 幻想作品だから…

輪廻

00年代の中頃だか後半にレンタル店で借りた。 ホラー系の映画やビデオのなかにはひどい出来のものもかなりあるが、この作品は凝った脚本、演出でけっこう面白かった。 最近はホラー・ブームも下火になった感があり、この作品もホラー・ブームの終焉とともに…

Wの悲劇

Wの悲劇 角川映画 THE BEST [DVD] 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2016/01/29 メディア: DVD この商品を含むブログを見る 1986年頃、深夜の時間帯にテレビで放映されていたのをたまたま観たら面白かった。 特に切なさを感じさせるラストは胸…